O様邸 in Tokyo


 

このお庭を作って、ここがよかった!

 

家族がそれぞれのペースで庭を楽しんでくれるようになったのが何よりです。

今年、7歳の双子は、今日も庭で、ユスラウメチェック。これは食べてもいい。まだ、これは我慢。あ、油断したら、虫に食べられちゃう。

5月、庭ではユスラウメが赤色になり始めて来ています。もう、だいぶ甘くなって来ているので、多少甘いのですが、ここで我慢すると、もっと、熟して来て、酸味も減って、トロッと甘く美味しいのです。

夫は、昨年からにわかに蔓を伸ばして、実をたわわに実らせるぶどうチェック。この時期、蔓を伸ばしており、その伸ばす触手?が目が見えるのか?という感じの動き。こちらが用意した紐に無理やり絡めようとすると、嫌がってかれてしまうのですが、そうっと、近くに用意してあげると、手を伸ばして、絡んでくれることもある。まさに植物との会話。

私は最近のコロナ騒ぎで、庭での食料確保がありがたいです。今の季節は岐阜から移植したフキ、ニラや春菊など。日々摘んでどんどん、新芽が出て来てくれます。今年はジャガイモ、トマト、トウモロコシ、枝豆、ナスなどなど。水脈のおかげで、何を植えても、じゃんじゃん発芽して面白いです。

日々の生ごみ処理にかなり、コンポストも大活躍です。

 

PCDLに頼んで、ここがよかった!

 

私はPCDLの人たちが庭を作ってくれていた当時、一緒に何か出来ていたのかというとよくわからないのですが、家や庭を作るというのは、あるまだ見えない未来を作るという行為だったんだな。と思います。

私達は庭を作る前には具体的にどんなものが欲しいのか自分達ではよくわからなかったのですが、用意してくれた土壌、植えてくれたものを数年かけて作って行く中で、PCDLの人たちとのやり取りで風の草刈りの事や点穴などのことを知り、自分なりに世話を焼いて庭がそれを感じてくれるという行為が都会での日常を少しだけ、地に足をつかせてくれる時間なんだな。と思います。

振り返って、楽しいというか、すごいなあ、と思います。

うちの庭のまわりは石を積んでくれてあるのですが、コンクリートで最近の台風などで土砂崩れなどの記事を読むたびに、PCDLの人たちがしてくれた水の逃げ道の話を思い出します。





これからお庭を作る人へ


PCDLの人たちの作る庭はあなたの未来です。

庭に関係ない、自分がなりたい、自分が近づきたい未来をPCDLの人たちと沢山お話しするのがいいな。と思います。

私がPCDLの人たちを出会うきっかけになったのは岐阜の古民家での二泊三日のパーマカルチャーキャンプでした。

当時私は、都会での小さい4人の子育てにいささか閉塞感を感じてまして、その時の自分の事は自分で始末する的な生活がいいなと思ったのが依頼のきっかけです。

庭は植えてから、数年後がもっともっと面白くなります。多分、あなたの人生も!good Luck!